車好き【Mr.Kado】のブログ

ゆとり世代『Mr.Kado』の車好きブログです。

名車【カウンタック】の話 その2

※前回の記事

名車【カウンタック】の話 その1 - 車好き【Mr.Kado】のブログ




どうもーこんにちわ!


Mr.Kadoです!


前回の【カウンタック】の

大まかな話をしましたが、



その続きからお話しいたしますね!



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◎【カウンタック】の性能



カウンタックのドアの開閉の様は、

ガルウィングドア』と呼ばれておりますが、



実は、ガルウィングドアにも

定義があるそうで、


ガルウィングドアには、

『ルーフにヒンジ』があって、
『正面から見て横開きに上がる』もの。

というのが、正式な見解だそうです。





それに対して、

カウンタックのドアの開閉方式は、

『前ヒンジで車体前方に上がるもの』なんです。



公式でも、『シザードア』という

名称が使われているので、

カウンタックは実は『シザードア』です。



ですが、



多くの日本の皆さんは、

スーパーカーはこういうもの』

といったような経験則からの固定観念で、




カウンタックスーパーカーで、
上下に開閉するドアだからガルウィングだ!」


といった認識から、

カウンタックガルウィングドア』

が広まってしまったんでしょうね(汗



カウンタックドア

カウンタック】開閉方式
こっちはシザードアです。

見てわかる通り、
多くの人が他のこの方式をとっている車でも、
シザードアをガルウィングと呼んでます。

思い込みってすごいw




画像の車は【トヨタミライ】
『こっちがガルウィングドア』です

カモメが羽ばたいているような、
上下に開閉するドアです。






カウンタックの懸念点『視界が悪い』



カウンタックは外観の美しさを意識した半面、

大きな欠点を生んでしまいましたが、



それが、



【視界が悪い】です。

正確に言いますと、

『座席からの後方視界が悪い』んですよ。

どういった状況かというと、、


・【問題】 

車室の後ろがすぐにエンジンルームになっている
ミッドシップなので全く見えない。

・【回避策】
ドアを上方に開け上半身を外に乗り出す。

といったことが必要なんです。



【内装の豪華さに反面、後ろが見えてない…】




また、後方を確認しつつバックさせる

様子をみて呼称されているのが、

カウンタック(クンタッシ)・リバース」です。



こういう行為に名称がつくくらいなんで、

よほど人気の車なんですよ!



また、



極端に車高が低く、5000QV以降は

【ダウンドラフトタイプ】



【このタイプです】

のキャブレターを採用したことで、



エンジンフードに突起物が付いてしまって、
後方視界が壊滅的にひどいんです。



ディティールに拘り過ぎると、

それだけ失うものもあるでしょうね汗



その気持ちは仕事上よくわかりますよ。

ホントw




設計をやっているんで、
デザイン側の方とお話しすることもあります。

勿論デザイン的な部分は
デザインさんの言う通りにしたいところですが、

まぁ、正直無茶が多いですよ(笑)

「どうにかしろ」ってくらいの勢いで
言われることもありますが、


『設計要件満たしながら無茶通す』為に
『無理ってエビデンス出して上手に説得するか』

時間がかかるので、

工数をその分条件付きでもらう』か、


色々あるんですw


設計の仕事は、


『理想を求めるデザイン側の人』と
ガテン系、精神論とかの現場側の人』

とかと板挟みなんでね。

まぁ、辞める人も多いんですよ。



人手が足りてないから、
本来数字が多いので理数系な仕事っぽいですが、


理数系は体育会系が少ない反面、
精神やられちゃう人の割合が多く、


元々、理数系の人ばかりだった仕事でしたが、


どんどん理数系のCAD要員がいなくなって、
設計者も枯渇することが多くなってしまうんですよね。


そんなこんなで、


今じゃ普通に文系でも採用取ってる業界ですし、
それでも、まだまだ全然たりない。


それなりにオペレーターとしてでも
スキル高ければ結構重宝されるっていう。

コミュニケーション取れるだけで、
お客さん喜びますし、

最低限厳しい機密守って普段過ごせば、
美味しい仕事でもありますからねw



…って、逸れちゃってすみませんw




◎最後にカウンタックの魅力



こういうのは見て感じてもらうのが一番です!














カッコイイっすね!


じゃあまたです( ゚Д゚)ノシ



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※引用


1.https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%83%E3%82%AF

2.https://www.weblio.jp/content/%E3%83%88%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

3.http://www.vistanet.co.jp/museum/lp400.htm

4.http://www.f-garage.com/stock_list/detail005.html

5.https://www.ge3ys.com/car/1066