ホンダ1300クーペって？
おはばんちわ！ Mr.Kadoになります！
訳のわからない挨拶は置いといて、
今回は旧車でマニアが好きな車のお話をしたいと思います！！
今回のお話は、『ホンダ１３００クーペ』と呼ばれるホンダ車のお話になります！
ホンダの1300という車は、本田技研工業が1969年～1972年まで生産販売していた4ドアセダン、また2ドアクーペの形式から成る小型乗用車の事です！
本体のオプションで言えば、『H1300E型:1.3L DDAC(空冷エンジンの事) 直4 SOHC』でして、
ココから分かる様に、H1300E型:1.3Lの部分から1300クーペの名前の由来がきているんですね～。
エンジンはオールアルミ製という作りで、シングルキャブレター仕様と、4連キャブレター仕様の2種類がありました。
このエンジンの出力は、当時の1.3L級エンジンとしては非常に秀逸だったようで、1.8～2.0L 並みの性能があったようです！
流石、日本のホンダですね！
この車には社長の本田宗一郎さんの魂が込められておりまして、かなりの拘りがある車だったそうです！
またその内容につきましては、以下で記述致します！
上記で記述したように、エンジンやオイルタンクにアルミ合金が多用されていたという事を載せましたが、
それもあいあまってか、金属回収業者によって殆ど解体されてしまったらしいので、
なので殆ど現存しているホンダ１３００クーペの台数が少ないようです(；ω；)
一度道を走っているところを見た事があるのですが、
エンジン音が独特で、アクセルベタ踏みな感じでお尻を引きずるように走ってました！ｗ
頑張って走っているところが、結構見ていて可愛かったですね（｡・ω・｡）
それを見て、何あの車！？ って疑問に持ったところから調べてみたんですよね♪
1300ccって…そりゃ名古屋市の３号大高線の道で全力で走っていたんですが、
その道じゃベタ踏みじゃないとキツイなぁって思いましたね（・∀・）
話を戻しますが、
セダンをベースにした2ドアクーペ。二分割フロントグリルに、丸型4灯式ヘッドライトの仕様で作られた１３００を「クーペ7」と呼ばれ、
もう一方の仕様が「クーペ9」と呼ばれました。
勿論クーペ７よりクーペ９の方が性能が上です。
内装が専用の設計で製作されていまして、インストゥルメントパネルのセンター部分がドライバー向きにオフセットされている
「フライト・コックピット」が特徴のインテリアデザインになっています。
この1300クーペには独自の冷却方式が取り入れられていまして、空冷エンジンの冷却方式です。
その冷却方式を一体構造二重壁空冷方式、または一体式二重空冷エンジンと呼ばれています。
英語では、DDAC（Duo Dyna Air Cooling system）と呼ばれておりまして、1968年に本田技研工業が発表した冷却方式です。
この冷却方式は、水冷エンジンで例えますと、『ウォータージャケット』にあたる構造を取り入れたもので、
シリンダーブロックの外壁部を二重構造。その間の空間を冷却風の通り道にして、強制冷却ファンを使って風を送り込み冷却していたようですね！
そういった構造のおかげさまで、オールアルミ製のエンジンにも関わらず重量が重いんです。
なので、上記にも載せました、引きずるように走る１３００クーペちゃんになったみたいですね！
発想自体は良かったようですが、実際に販売しましたら失敗したみたいですね（汗
これをきっかけにホンダ四輪車用のエンジンが、空冷はダメ。水冷にしよう！ となったみたいです。
そこで社長でもある本田宗一郎さんは技術者達と凄く対立したようで、
技術者「水冷の方がエンジンの各部温度を制御しやすいのよ」
それに対して社長は
本田宗一郎「水自体空気で冷やすんだから、最初から空気で直接冷やしたほうが無駄がないでしょ？」
みたいな感じで言い合ったみたいですね。
本当はもっと激しくて濃い内容ですが、気になった方は
『本田宗一郎 エピソード』で検索すると本田宗一郎さんの理念が分かります。
そういった経緯もありまして、このホンダ１３００クーペはデザイン以外でも
非常に性能面でも魂の篭った車である事が分かりますね！
これが、マニア御用達とも言える、技術者の魂の篭ったホンダ１３００クーペのお話でした。
いかがでしたか？
車好きのみなさんも、おそらく車に対しての拘りが強いと思います。
このブランドの、あの車しか乗りたくない！！ という方も居れば、
格好良ければいいや。可愛いデザインならいいかな？
とか、そういった方も少なからず多いと思います。
このブログを見てくださっている方には、
「車は出かけるための道具でしょ？」
という考えの人はいないと思いますが、
車だけでなく、物事に対する考え方って人それぞれです。
好きな車に乗って、好きなカーライフを送る事ができれば、
それが車好きにとって、最も最高だと思います♪
車はお出かけする時の必需品でもありますので、その好きな車に乗っている間は気分も最高ですよね♪
そして、そんな車を利用する時間って非常に多い方がいると思います。
なので、車好きでドライブ好きな人は人生を2倍は得しているといっても過言じゃありませんよね！
車好きの方も、そうでない方も、素敵なカーライフを送れると良いですね！
では、またです（・ω・）ﾉｼ
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※画像引用
http://www005.upp.so-net.ne.jp/Old-friend/gl/honda/list02.html
※文献引用
http://systemincome.com/tag/%E6%9C%AC%E7%94%B0%E5%AE%97%E4%B8%80%E9%83%8E
