【デロリアン】の話 その2
前回の記事
【デロリアン】の話 その1 - 車好き【Mr.Kado】のブログ
-----【目次】-----
1.デロリアンという車
2.デロリアンの生い立ち (第一回)
3.デロリアンの性能 (第二回) ←今ここ
4.デロリアンを有名にしたバックトゥザフューチャー
5.バックトゥザフューチャー・デロリアンの名シーン
6.デロリアンを手に入れる方法 (第三回)
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こんにちわー!
Mr.Kadoです!
前回の『デロリアンの生い立ち話』に引き続き、
今回は『デロリアンの性能のお話』
をしていこうと思っております!
んじゃ、よろしくぅ~!
【デロリアンの性能について】
◎デロリアンは妥協によって作られた!?
項目に記載したように、
デロリアンは妥協されて作られました。
何故、どこを妥協したのかというと、
『車の心臓』ともいえる、
積んでいるエンジンを妥協したんです。
本来は、当時の理想だったアメ車として、
『V8気筒エンジンの搭載』
もしくは、『NSU(ドイツ)』が開発した、
三角エンジンともいわれる、
『ロータリエンジン』の搭載を計画したそうです。
妥協した理由というのが、
前回チラッとお話しした部分でもある、
1973年の『オイルショック』による影響で、
「燃費が悪いエンジンを搭載することは避けたのでは?」
と言われておりまして、
加えて、1970年に改正された
『マスキー法(大気浄化法改正法)』
による『排気ガス規制』が伴ったから
だと言われてます(´・ω・`)
◎搭載エンジンの性能は?
デロリアンのエンジンは、
ミッドシップ配置ではなく、
リアエンジン配置の後輪駆動となっており、
上記でお話ししたように、
妥協したエンジンは、
V6気筒のエンジンが採用されました。
このエンジンは当時、
『乗用車向けでパワフル』な
『PRV』と呼ばれるユニットであり
搭載されていた、『SOHC2バルブエンジン』ですが、
このエンジンの出力は150馬力となっており、
排気量は2,849cc~130psを発生するレベルの性能です。
一方、例を挙げますと、
シェルビー・マスタングGT350(1964年)
搭載の『289ciエンジン(V8)』が『最高出力で309馬力/6000rpm』
ということで、
デロリアンが搭載しているエンジンの馬力は、
その半分という事になります。
詳細までお話しすると、
車重1,244kgもあり、
パワーウェイトレシオは8.29kg/ps。
(加速能力に関わる指標として用いられる数値です。)
一般的に、スポーツカーとして
満たす必要のあるパワーウェイトレシオは、
7kg/psを下回る必要があると言われていまして、
それを上回っていないデロリアンは、
まさに、V6気筒乗用車向けというように、
『スーパーカーの見た目をした乗用車』
ということですね。
とはいっても、
これでも当時では十分な性能だと思いますが、
少しでもパワフルなものを匂わせる、
このエンジンを選択したジョン・ザッカリー氏の様子を見るとやはり、
「パワフルなエンジンを搭載させたかった」という、
そういった想いも伝わってきますよね。
◎デロリアンの売り
※デロリアンCM動画
当時のデロリアンのCMなのですが、
これを見ても、一般に伝わっている情報からも、
「ディロリアーン……」
「ガルウィン、ドォーアー」
(ちょっと笑っちゃいましたw)
というように、
と言っても過言じゃないと思います!
しかし、過去の記事でも載せたのですが、
http://ex3youtuber.hatenadiary.jp/entry/2015/06/20/20%3A11
実は、ガルウィング・ドアを採用したのは、
ベンツが最初なんですよ!
大衆の認識だと「デロリアンが先駆け」
というイメージが強いのですが、
違ったんですね!
◎最後に
こんな感じの改造しちゃう、
いろんな意味でナイスガイもいますw
自分はこんなテンションで、
常に「Ahaha!」とか言ってるアメリカ人が好きっすw
日本ももっと破天荒でファンキーな国になるといいですよねw
……というわけで、
デロリアンの性能については如何でしたか?
次回の最終回は、
デロリアンのバックトゥザフューチャーでの名シーンや、
デロリアンの更なる最新の情報についてお話ししますね!
適度に期待してください!
またねー!
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※引用参考